北欧茶会 天然色素で染めたレトロな青いアネモネ 磯子風月堂

北欧茶会 というお茶会のお菓子を作りました。リクエストは「北欧の春の花 アネモネ」「使用する北欧ヴィンテージの器の色、青か茶色の花」
三渓園で行われた北欧アートのイベント「アートの庭」の関連イベントなので通常のお茶会とはちょっと違った趣向です。こんな感じになりました。可愛い。練切製菓銘は「彼の地の春」寒さ厳しい北欧の人々が待ちわびる春。（お茶会では青色のみ使用）今回は「北欧」がテーマということで北欧の sdgs を私なりに解釈し和菓子に使う色素をすべて「天然のもの」にしてみました。
画像は「青色の色素」、バタフライピーという青い花の粉末を乳鉢、乳棒で練っているところ。藍色っぽい色。ほのかに豆っぽい香りもする。これから練りきりにえて色付けしていきます。
バタフライピーティは過去の銀河の茶会でも。青いお茶のお茶会でした。
茶色は「こしあん練切り」小豆の色です。花芯の黒は「植物性炭素」使用。
アネモネって花芯が黒い。記事のトップ画像はこれをモノクロにしたもの。モノクロにするとレトロ感UP。イメージは 石内都さんの絶唱横須賀ストーリー。（素敵だから検索してみてね。）もちろん脳内BGMは山口百恵さん。
バタフライピーで染めた青いアネモネ。本番は綺麗にヘラ目が入ったので
アイラッシュのような三本線は無し。
「天然色素」を練切に使うのは初めてでしたが綺麗に美味しく出来て嬉しかったです。
面白かったので店売りの上生菓子にも実験的に使ってます。画像は「水辺」。バタフライピーの青です。

お声掛け、ご注文下さいました

ルーサイトギャラリー 様

三渓園の皆様、

ありがとう御座います。

私的にも新しい事が出来て

楽しかったです。

磯子風月堂 石原マサミ

【おまけ。】

こちらは私物のマリメッコの

ウニッコ（ケシの花）のクロス。

花芯が黒ですね。

現行品ですが

2000年頃購入なので

家庭内ヴィンテージに

なりつつある（笑）

ずっと愛用してます。