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横浜和菓子 磯子風月堂(和菓子屋のムスメ)

お彼岸・おはぎ・そしてぼた餅

お彼岸真っただ中♪
暖かいというより暑い!一気に春になってしまった横浜です。
早くも明日(3月21日)には桜の開花予想も!!!
この間までは冬だったのに(@@)早いな~~~~~。

お彼岸といえば・・・・

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おはぎです。
通年で販売しているお店もありますが、磯子風月堂では春・秋のお彼岸限定商品です。
こしあん・つぶしあん・ごま(つぶあん入り)の3味で期間限定好評販売中♪
半搗き(ごはんつぶを軽く搗いた状態)のモチ米と
小豆あんの風味が優しいお彼岸のお菓子です。

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こしあん・つぶあんは中が半搗きのモチ米、
ごまは中に小倉あん入り。香ばしく炒った黒すりゴマがまぶしてあります。

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ひとつ・ひとつ・手作りの商品です。
春は和菓子屋にとって
最も忙しい季節です。
本日の午前中、横浜は雨模様。
でも沢山のお客様に
ご来店頂いて嬉しい。
雨のなかご来店下さいまして
ありがとう御座います!!

(↑画像は工場で撮ったの暗くなってしまいました。)





<おはぎ>と<牡丹餅(ぼたもち)>
違いは???というと<春が牡丹の花に見立てて牡丹餅、
秋は萩の花でおはぎ>と言われていますね。

約30年程前、まだ幼い私は<アニメ日本昔ばなし>を見ていました。
そうしたら<ぼたもち>がお話に登場したのです。

ぼたもち????あんこのお餅????>

和菓子屋のムスメ(当時推定10歳)にとって初めて聞く言葉。
早速、祖母(大正元年東京浅草生まれ・東京育ち)に
ぼたもちってなに???>と確認。
すると祖母(当時60歳くらい)は

<牡丹餅ってね、聞いたことあるけど見たことはないの。
田舎風の大きめのおはぎのことじゃないかしら???>

一応祖父(磯子風月堂1代目・和菓子職人・横浜市中区生まれ)
にも確認すると・・・

<季節によっておはぎを牡丹餅と呼ぶお店があるし地方によっては
おはぎと言わないで牡丹餅っていうところもある>
<横浜のおはぎより少し大きめに作るらしい>

・・・???・・・だったのですがテレビ画面で見た牡丹餅はたしかに大きめ。
田舎風のおはぎなのかな~~~~?と納得しました。(当時)

そして時は流れ大人になった私が関西に行ったときに
関西の友人に実家が和菓子屋と伝えると・・・・

<へえ、ほな牡丹餅とかつくってるん?>

・・・ぼたもち???おはぎじゃないの??

おはぎじゃなくてぼたもちやん♪>

なんとコンビニにもぼたもちは売っていた!
たしかに関東地区のおはぎよりちょっと大きめかも・・・(たまたまかな?)

デパ地下などでも関西系のお菓子屋さんでは牡丹餅で売っていたりするし
おはぎより牡丹餅のほうがなじみのある呼び方なのかもしれませんね。

知人の田舎(長野県)では半搗きのお餅に
ゆるく煮たあんこを絡めたものを<ぼたもち>と呼ぶそうです。


・・・・春の牡丹餅・秋のお萩・・・・・
呼び方が季節によって変わったり、名前にストーリーがあるのってなんだか楽しいし
将来的に<春は牡丹餅・秋はお萩>というのが定着していくかもしれません。
(いつのまにか節分の恵方巻が全国的になってしまったように・・・)

でも昔話やことわざには<ぼたもち>がよく登場しますが
<お萩>ってあまり聞かないような????
詳しく知っている方がいらっしゃったら是非、教えて下さいませ!
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Commented by amamori120 at 2009-03-22 09:39
モノの本で、おはぎとぼた餅の違い?は知ってましたが、やはりプロのお菓子屋さんから聴くと説得力がありますねぇ♪

半殺しなんてのも面白い言葉ですよね。
Commented by wa-gashi at 2009-03-22 21:06
雨漏り書斎主人さま、こんばんは♪
おはぎ・ぼたもちの由来は祖父に聞いたのが正解に
近いのかな~?と思うのですが実は和菓子屋さん自身、
そんなに気にしてなかったりするような・・・。(^^;)

半搗き・半殺し・ちょっと怖いけど面白い表現ですよね。
<おはぎ>の出てくる諺&昔話をご存じでしたら是非
教えて下さいませ♪
Commented by amamori120 at 2009-03-22 23:37
リクェストとは異なりますが、「本朝食鑑」には、「母多餅一名萩の花」とあり、当時の呼称が分かりますね。
ぼた餅には、顔が丸く大きい不器量な女性の意味もあったそうです。

小豆が病を除けるという民間信仰もあり、先祖供養や子孫繁栄の願いと結びついたようです。
Commented by orangeao at 2009-03-23 16:32
私もいろんな説を聞きました。ハギと牡丹の違いだとか関東関西の違いだとか・・・確かにぼたもちって大きいかもしれないですね。
Commented by wa-gashi at 2009-03-23 22:06
雨漏り書斎主人さま♪こんばんは!
早速ありがとう御座います。
母多餅と書くと意味が解りやすいですね。
>>>顔が丸く大きい不器量な女性
昔は自宅で手作りするものだったのでしょうから
きっと今の店売りのものより大きめだったと思います。
長く親しまれている食べ物だということが良く解ります。
ありがとう御座いました。
Commented by wa-gashi at 2009-03-23 22:17
みかんちゃん、こんばんは♪
春の牡丹餅・秋のお萩・・・がやはり一般的なのかも
しれませんが東京近郊で呼び分けしているお店って
少ないですよね・・・(私が知らないだけかな?)
でも長く愛されてるお菓子・・・(昔は行事食?)
なんだということが解ります♪

お萩食べて春を迎えましょ♪和菓子屋さんにGO!
(お萩(ぼたもち)普及の為の営業文章↑♪(笑)

今日はお彼岸の明けですよ~~~
(お彼岸明けで番長はクタクタです(笑)
Commented by amamori120 at 2009-03-24 13:07
ありましたっ♪

牡丹餅で頬(or尻)を叩かれるよう:気持ちのよいさま

牡丹餅に手形をつけたみたい:津軽地方で、女の顔の醜いことをたとえていう

牡丹餅のお菜であっても無くても:牡丹餅を食べるのにおかずはあってもなくてもよいところから、あってもなくてもよい物事や、さまをしゃれていう

牡丹餅は米、辛抱は金(かね):辛抱が何より大切

<決定版>  棚から牡丹餅  言うまでもないですね♪
Commented by wa-gashi at 2009-03-26 11:06
雨漏り書斎主人さま♪こんにちは♪
早速、沢山ありがとう御座います。
レスが遅くなって御免なさい!

>>>牡丹餅に手形をつけたみたい:
津軽地方で、女の顔の醜いことをたとえていう
>>>顔が丸く大きい不器量な女性
>>母多餅

ぼたもちって女性イメージなのですね。

>>>小豆が病を除けるという民間信仰もあり、
先祖供養や子孫繁栄の願いと結びついたようです。

>>>すごく民間信仰とリンクしていると思います。
ぼたもち→丸顔女性・母親  お萩→面長美人
なんとなくこんな印象もあるのですがどうでしょう?

小豆・お米の丸いお菓子→母親
なのですね。
厄払・子孫繁栄・先祖供養そして
愛情に・・・繋がるような気がします。
by wa-gashi | 2009-03-20 22:36 | 季節のお菓子 | Trackback | Comments(8)